むぎの電池メン講座

上級者へのステップアップ~水晶機巧徹底解説~

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皆さんこんにちはむぎです。また久しぶりの更新となってしまいました。今回はOCGではなくリンクスのデッキについての解説を書きます。
今回取り上げるのは水晶機巧(クリストロン)です。水晶を使用して9月のKC銀アイコン(35位)を獲得しているので一応少しは知識があるつもりです。難解なデッキとして有名なこのデッキですが使用者の数は多くないものの、長く環境にいることや多くの有名プレイヤーが解説動画やブログを書いていることから使用したことのないプレイヤーでも基本の動きくらいは知っていると思います。なので今回はそういった基礎は省いて使用者でなければ分からない部分や細かい小技などに焦点を当て中級者→上級者へのステップアップの参考にして頂けるような内容を書いていきます。

 

 

 

1. リソース管理の考え方

終盤サル起動からシンクロするためには非チューナーとチューナーを1枚ずつはデッキに残しておかないと場を破壊することすらできないので最低限残すことを意識してます。

基本はシンクロ出来る回数=残りのチューナーの枚数となるわけですがリオンはデッキに戻るためチューナーの数を減らさずシンクロできます。リオンからアメを出して割るとチューナーを使わずにチューナーを増やせるので使う機会は多いです。

総じて言えることとしてゲーム中に攻めのシンクロ(ブリュ、コーラル、ブラロ、グリガン等)をしたい残り回数だけ非チューナーとチューナーを残すことを意識して序盤のチューナー構えで非チューナーを経由するか考えるのがいいと思います。特に終盤は無駄にシストバーンを経由してもサーチ先はないどころかデッキから非チューナー消えて大変なんてことになるのでよく考えましょう。

 

 

2. 勝つためにはフィニッシュから逆算する!

デュエルリンクスには引き分けがほぼありません。勝てない時は負けるのです。何を当たり前のことを言っているんだと思う気持ちは分かります。ですが水晶初心者にありがちな問題点として勝ちまでの道筋(勝ち筋)を意識できないことがよくあります。

水晶は特に防御性能が高いデッキなので守りのプレイを取りやすいです。もちろん守りのプレイも大事なのですが"どうやって勝つか"を考える必要があります。

 

例えば相手が不知火で炎神を出しているとします。水晶がこの炎神を処理して勝つためにはブリューナクorグリオンガンドを出すことが必要です。つまりこの場面での勝ち筋は「ブリュorグリオンガンドを通して勝つ」ということですね。

そのために「このターンはグリオンガンドまでいけそうにないからシストバーンを墓地に送りながら一旦リオンからパワードをだして耐えよう。これで次のターンシストバーンのサーチからグリオンガンドまでいけるぞ!」や「今は相手の伏せがあってブリュが通りそうにないからコーラルを出して相手の伏せを使わせよう。その後でブリュを出そう!」と考えるわけです。何も考えなしにパワードを出していると負けるのが1ターン遅くなるだけで勝ちには繋がりません。必ず"どうやって勝つか"を意識することが大事です。

 

 

3. 上級者への登竜門~ミラーの立ち回り~

難解な水晶の中でも使用者が避けたがるとても長いゲームそれがミラーです。ミラーを取れるか否かは勝率に大きく影響してくるので嫌がらず練習すべきだと思っています。僕はKC中6回発生した水晶ミラーを全て取ることが出来たのでDPに少し余裕ができました。どのミラーにも言える当たり前のことですがお互いが最適解を取り続けたら引きが強い方が勝ちます。ここではその”最適解”に近いと僕が考えているプレイを書いていきます。

 

ミラーに勝ち筋(負け筋)

グリオンガンドによる相手のリソースの壊滅

ブリュによるバウンスからのワンキル

シーステによるビート
(あれば)武者による盤面処理

タイムアウト

 

↑に書いたことは自分がやれば勝ちに近づくと同時に相手にやられると負けに近づきます。自分は↑をして相手の↑をケアすることが大切です。

それぞれのケアとしては

 

グリオンガンドによる相手のリソースの壊滅

インパクトを伏せる、インパクトを落としておく、手札に後続を持っておく

墓地インパクトはコーラル素材グリガンや聖槍で貫通される危険あり

インパクト伏せはコズやコーラルで踏まれてからグリガンされる危険あり(ブラフと混ぜて伏せると少し安心)

ブリュによるバウンスからのワンキル

→チューナーを構える、インパクトを伏せる、インパクトを落としておく

シトリィ(相手ターンアメ)の構えはウィールダーでシトリィ使わされてブリュにバウンスされる危険あり

シーステによるビート

→コズ、ブリュでシーステバウンスからのワンキル

ブリュのコストが大量に必要なので足りるか注意

(あれば)武者による盤面処理

→アメトリクスを出す

このためにアメは慎重に使いたい

タイムアウト

→たくさん練習して時間内に考えれるようにしましょう。ぶっちゃけ1番負け筋まであります。

を意識しています。もちろんこれだけではなくてリソース管理等も考えなければいけませんので僕も最適解は取れないことが多いです。ミラーの練習はいつでも受け付けていますのでよろしくお願いします。

 


4. いつか使えるかもしれない小技シリーズ

・シトリィef対象墓地のレベル3にチェーンしてエントリー(ローズ落として4.)
武者がない構築ならシトリィキャンセルされて返しにブラロ

・サル効果にチェーンして速攻魔法使ってそれを破壊

・グリガンはウィールダーやコーラルを素材に出すとチェーンの組み方で天罰を避けれる(ブラロは無理)

・ローズのトークンも水晶ネームなのでインパクトで守れる

 

 

終わりに

少しでも水晶を触り始めたり上達したいと思っている方の参考になれば幸いです。何か質問等ありましたらTwitterに送って頂けたらお答えします。(フォローして頂けると嬉しいです)

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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