こんにちはむぎです。皆さん6/20に発売されるヌメロンというテーマをご存知でしょうか?話題になってるので名前くらいは聞いたことある人が多いんじゃないでしょうか?今回はそのヌメロンを使った構築で大会に出場し優勝することが出来たのでメモとして書かせて頂きます。未発売のカードということもあり効果から説明していくので詳しくない人でも読んでいただけると幸いです。
1.ヌメロンカードの性能について
最初にヌメロンの新規カードの効果を載せておきます。
(ヌメロンの効果を知っている方は飛ばしてもらって構いません)
ヌメロンネットワーク
ヌメロンの初動となるカードです。フィールド魔法なのでテラフォ、盆回し、メタバース、終焉の地、惑星探査車等色んなカードでアクセスできます。このカード自体は場に残るのでモンスターが返されても、もう1回このカードを使えます。
ヌメロンウォール
ヌメロンネットワークにアクセスできるため初動になります。レベル1なのでワンフォーワン対応もしてます。ダメージを受けたときバトルフェーダーの効果も相手がGつっぱでワンキルしてきた時などにも有効です。自分フィールドに他のカードが存在しない時という条件には要注意です。
ヌメロンダイレクト
ヌメロンネットワークの効果でデッキから墓地に送ってコピーするカードです。素引きしても1ハンデスにはなりますがネットワークがあれば使うことが出来ます。4体まで出せるのでホープゼアル、スカルデット等何でも出せます。
ゲートオブヌメロン
(効果は4体とも同じ)
モンスターと戦闘するたびに攻撃力が倍になるので相手の場に攻撃力1001以上4000以下のモンスターが棒立ちしていたら殴るだけでゲームが終わります。他はダイレクトの欄で書きましたがリンクやホープゼアルの素材になります。
ゲートオブカオス
ゲートオブヌメロンに重ねて出せる全体除去です。全体除去もバーンもあり強そうに見えたのですが全体除去をしたい展開系相手には通らないorがら空きで返してワンキルされる、罠系の遅いデッキにはヌメロン4体で殴って盤面を処理した後、他のモンスターを出した方が強いため個人的に使う場面が見当たらなかったので今回は不採用にしました。
優勝した構築の解説
使用した構築はこちらです。
折紙CS
— むぎ (@mugiYP) 2020年5月23日
叢雲ダイーザ○×○
閃刀姫○×○
ドラグマエルドリッチ×○○
セフィラ○××
ヌメロンエルドリッチ○×○
トナメ
エルドリッチ○○
ヌメロンエルドリッチ○×○
ヌメロンエルドリッチ○×○
ヌメロンエルドリッチドラグーン全部混ぜで7-1優勝しました! pic.twitter.com/QtzcNVFz3X
今回参加した大会は5/23にADS上で開催された折紙CSというものに参加させていただきました。未発売のカードも使用可能のプレ大会でヌメロンが解禁された最初の大会だったこともありヌメロンを使っているプレイヤーが多かったです。
なぜ混ぜ物をしようと思ったのか
とりあえず初めは純のヌメロンを組んでみました。ドラグーンビートのように汎用と誘発で揃えたデッキです。そこで感じたことはホープゼアルによる制圧は非常に強力だが純ではライフを取るまでに時間がかかり捲られてしまうという問題です。
この問題から純構築を早々に諦めて混ぜ物を考えました。ターンスキップ性能が高いことからターンを跨ぐとリソースが増え、自分のターンに召喚を行わなくても動けるテーマとしてエルドリッチを混ぜることにしました。多くの人が同じことを考えていたと思うのでミラーが発生することを想定してミラーに強いギミックを探すこととエルドリッチやホープゼアルを能動的に墓地に送って打点に変えるリンク2が欲しいことからドラグーンも混ぜることにしました。
強い(ヌメロン)+強い(エルドリッチ)+強い(ドラグーン)=超強い
という浅はかな考えからできたデッキです。まさに世紀末デッキ
3つを混ぜることの強み
使っていて自分が嚙み合っているなと感じた部分を上げます。
・エルドリッチが苦手な羽根リブートに影響されない妨害を置ける
・ヌメロンギミックに撃ちたい無限がエルドリッチやドラグーンに効かない
・ドラグーンギミック特有のゴミをスカルデットでデッキに戻せる
・ゼアルが稼いだターンでエルドリッチ、ドラグーンを横に展開を伸ばしていける
・召喚権を惑星探査車に回すことができる
・エルドリッチギミックがドラグーンのコストの質を高める
・使ったネットワークがエルドリッチのコストになる
・うららのマストカウンターが見極めにくい
ヌメロンの採用枚数
ネットワーク3テラフォ1探査車2‥‥初動となる引きたいカード群。ヌメロンウォールではないのは他のカードがあると使えないというデメリットが後引きで気になったのとGが不採用なのでGつっぱのバトルフェーダーとしての役割を持てないからです。枠との兼ね合いですが6枚だと先攻で57%しか握れないのででもう少し増やしてもいいかもしれません。被りがそこまで強くないので自分の納得できる枚数を探すのが大切です。
ダイレクト2‥‥先攻で1回、返しにもう1回の2回発動したい場面がありエクストラ的にも3回は使えないので2枚にしました。1枚で終わるゲームもかなりありますので2枚目を割り切って1枚にするのもありだと思います。1枚素引きした時はスカルデットのマリガンで戻したたりしてました。
エルドリッチの採用枚数
黄金卿エルドリッチ2‥‥ランク10がなくリンク2があるため2枚で足りると判断して2枚です。アクセスするだけなら他のカードがあるので問題なく、初手に被ってほしくないカードのため減らしました。
紅き血3黒き革命1白き宿命1‥‥初動兼ヌメロンと嚙み合うカードのため紅きは3、黒きも初動の枚数を増やすため、白きは墓穴ケアする時に必要なので1は必要です。個人的に増やすのはありだがこれ以上減らすと少し心配かなというイメージです。
コンキスタ3ワッケーロ2永久1‥‥最初の1枚はエルドリクシルをサーチするために捨てがちなのでコンキスタorワッケーロのどちらから入っても大丈夫なリソースの枚数にしました。ワッケーロの2枚目はミラーを意識しています。永久はリソースにならないのでゲームを決める時に添える用に1のみ。ガーディアンはドラグーンの回答として採用するか悩んだが回らなかったら触れず、回ったらなくても超えれるので不採用です。
ドラグーンギミックの採用枚数
飛竜1インサイト3‥‥素撃ちの融合に繋がるインサイトは最大枚数、被ったり後引きはドラグーンやエルドリッチのコストにします。バニラ2枚目ではなく飛竜の理由はヌメロンの登場で展開系がシェアを減らし、遅いデッキが増えると思ったので飛竜の蘇生が間に合うと思ったこととクロウや相手のワッケーロの撃ち所を他に用意する役割もあります。
その他の採用枚数
コズミック2‥‥対展開系の後手で腐るカードなのでメインから2枚は狂気の沙汰のように見えますが分布は圧倒的にエルドリッチが多かったので意外にも腐ることはなかったです。
一滴3‥‥ゼアルの回答且つ展開系を捲る札です。リブートを撃たれても残る伏せの妨害だったり打点半減でダメステ返り討ちにしたりと用途は無限大です。エルドランドをコストに発動してリソースを増やす嚙み合いもあります。
拮抗1‥‥対エルドリッチを有利にするため札でしたが一滴との嚙み合いで展開系を捲る時にも使えます。伏せに混ぜたり手札に抱えたり状況によりますがあることを悟られないようにプレイします。
エクストラデッキの採用枚数
ヌメロン8枚‥‥2発使うためです。スカルデットを出すことが結構多いので削りたくはない枠です。ゲートオブカオスは前述しましたが欲しい場面がなかったので不採用になりました。詳しくは効果説明の欄を参照。
プレアデス‥‥黄金卿魔法罠が通常モンスターのためアナコンダになれないので有効利用するために採用です。相手の破壊耐性モンスターを超えづらいので欲しくなる場面は結構あります。
スカルデット ウーサ アストラム ホープゼアル‥‥ヌメロンから出す用です。何を採用するかは環境を見て変える可能性があります。
アナコンダドラグーン‥‥強い()能動的にエルドリッチを墓地に送るリンク2の役割も兼ねています。
サイドデッキはまだまだ改善の余地があると思うので割愛させて頂きます。
大会リプレイ
大会で配信卓だった時のリプレイが動画になってるので良かったらどんな動きをするかご覧ください。(セフィラ戦の最後プレミで勝ち落としてますがご容赦ください)
終わりに
ヌメロンは今後発売されたら間違いなく注目されるデッキだと思うので予習しておいて損はないと思います。他にも聞いていただけたら分かる範囲でお答えします。
質問意見等ございましたらTwitterでむぎまで連絡をいただけると幸いです。
もし読んで役に立ったと思って貰えたなら拡散して頂けると嬉しいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。