むぎの電池メン講座

虫神器徹底解説

今回は虫神器のスターターデッキ環境について解説します。スターターデッキのカードのみで構成されたデッキ同士による勝負を想定しているのでブースターパックのカードは考慮に入れていません。初めにルールについての説明も軽くしていますので知っている方は目次から次の項から見ていただけると助かります。

 

ルール

公式の説明動画のリンクを載せておきます。

youtu.be

以下要点をまとめます。

・デッキは20枚、同名カードは2枚まで

・デュエマのようなマナ制のゲーム(エサ)

・縄張り(シールド)を全部破壊してから直接攻撃すると勝ち

・初手4枚、縄張り6枚

・先1ドローなし、先1から攻撃可能(召喚酔いなし)

・直接攻撃または相手の蟲を攻撃によって破壊すると縄張りを1枚破壊

・ダメージはそのターン中のみ蓄積

ポケモンのように3色で3すくみになっており弱点へのダメージ2倍

・デッキ切れでドローできなくなったら縄張りの多い方が勝ち

ゲーム性

このゲームはプレイしてみると分かるのですがマナ制のゲームなので1ターンに何枚も大型の蟲を出すことが出来ない+そのターン中しかダメージが蓄積されないので、1体の出した蟲で相手の蟲をワンパンする→相手もまたこっちをワンパンするの繰り返しになりやすいような設計になっています。そういった点を踏まえて次の項目で各カードの個人的な評価をしていきます。

全カードの評価

ワタアブラムシ★☆☆☆☆
このゲームの下級は全体的に評価が低めなうえにオオカマキリのカマ連撃の的になりやすいので1コスの中で最も評価が低い。




ニジュウヤホシテントウ★★☆☆☆
ワタアブラムシと同じくオオカマキリのカマ連撃の的になってしまうので評価は低いが1コスをワンパンできる攻撃力300なので少しだけ役割はある。




ナミアゲハ(幼虫)★★☆☆☆
オオカマキリのカマ連撃2発で落ちる体力であることとくさいツノで既存の蟲の攻撃力を下げたとて新しく追加される蟲の攻撃を防げないので評価は低い。




ナナフシモドキ★★★☆☆
カブトムシをワンパンできることと擬態で1ターン確実に生き残ることができるので次のターンに2体で攻撃することが可能。オオカマキリのカマ連撃に的になる点はマイナス評価。




トノサマバッタ★★★☆☆
ナミアゲハを唯一ワンパンできるという役割こそあるがナミアゲハを1ターン放置することがそこまで問題ではないうえに処理したいギンヤンマ、オオカマキリをワンパンできずむしろワンパンされるので大型の中では評価が低い。

ナミテントウ★★☆☆☆
オオアブラムシとほとんど変わらない。緑じゃないだけ。




セアカゴケグモ★★★★☆
2コスの最大打点であり爆熱弾と合わせてオオカマキリやカブトムシといった上級を処理したり単体で1コスの下級を取れるので相手の数を減らし序盤のアグロへの警戒にもなる。ミンミンゼミにワンパンされることがマイナスポイント。返しに生き残ることはほぼないので1度しか使えないデメリットはあまり関係ない。




アキアカネ★★★☆☆
同じ2コスのセアカゴケグモと比較してミンミンゼミにワンパンされないところは利点だが攻撃力が低いので単体で相手の下級を処理できないという欠点もある。




コオニヤンマ★★★☆☆
スペックは悪くないがカブトムシ、オオカマキリにワンパンされてしまううえにカブトムシ、オオカマキリトノサマバッタのどれもワンパンできないので4コスの中では相対的に評価低め。




オオカマキリ★★★★★
スターター環境最注目のアタッカー。下級2体に攻撃することもカブトムシやオオカマキリといった体力800ラインの上級をワンパンすることも可能。このカードを中心にメタが回ってると言っても過言ではない。




ギンヤンマ★★★★☆
スターター環境の中で唯一誰にもワンパンされない。攻撃力は700なので800ラインをワンパンすることはできないが生き残ることに期待できる。

カナブン★★☆☆☆
オオアブラムシとほとんど変わらない。緑じゃないだけ。




ヒグラシ★☆☆☆☆
有り得ない体力の低さ。このカードだけ調整ミスってる。




ミンミンゼミ★★★★☆
所謂シールドトリガーというやつ。これが縄張りに埋まっているだけでアグロは序盤に攻め切ることが難しくなるし次のターンのアタッカーにもなれる。




ナミアゲハ★★★☆☆
体力とりんぷんを合わせて耐久よりのカード。攻撃力は低いので単体での評価は微妙だが装備カードでバフを掛けると化ける可能性あり。




カブトムシ★★★★☆
オオカマキリをワンパンできる。ナミアゲハがバフを貰って要塞になってしまった時の解答にもなる。

その他

蓑虫の隠れ蓑★★★★☆
ワンパンし合う環境なので返しに相手にワンパンされなくなる体力アップは優秀。ナミアゲハに付けて固める使い方でもカブトムシやオオカマキリといったアタッカーを守る役割でも使える。




天牛の大顎★★☆☆☆
決して弱くはないが上級はこのカードがなくてもワンパンできるので主な使い先はナミアゲハか下級になりがち。




飛蝗の狂相★★★☆☆
1体で殴り合うゲームにおいてはあまり真価を発揮できないが下級多めのアグロよりの構築では弱点込みでかなりのダメージソースになる。




針金虫の道連れ★★☆☆☆
下級に付けた場合は爆熱弾、上級に付けた場合は分割して殴られる等ケアがしやすいので上手く決まることはあまりない。




蟲の伊吹★★★★★
マナ加速するカード。シンプルですがそれ故に強い。先攻で発動できるといきなり次2マナ差がついてやばいです。




塵芥虫の爆熱弾★★★★☆
1コス600打点と破格の性能であり、攻撃以外で蟲を破壊すると相手の縄張りを破壊せずに済むのでそういった要素で見ても優秀。




虹の架け橋★★☆☆☆
遊戯王と違ってデッキから墓地に送るカードも特にないのでコストが掛かるうえに限定的な状況でしか使えないので評価は低い。




玉虫色の羽化★★☆☆☆
色を変えることは攻撃力を実質2倍にしているようなものなので効果自体は悪くないが2コスが重く、蟲を出すことにコストを使いたいので評価は低い。

使用している構築

現在使用している構築です。評価が高いカードを採用しているので特別書くこともありませんが下級をかなり減らしているので序盤アグロに詰め切られることが若干の懸念点ではあります。

 

 

本当はこの続きにプレイングについて書こうと思ったのですが対戦できる機会があまりないことと書くモチベーションがなくなってしまったのでここで終わります。また気が向いたらいつか続きを書くかもしれません。

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