むぎの電池メン講座

ドラゴンリンクのすゝめ

こんにちはむぎです。今回は新弾以降僕が使っているドラゴンリンクについて紹介したいと思います。ドラゴンリンクと聞くと拒絶したくなるようなアレルギーの方もいらっしゃると思いますが最後までお付き合い頂けると幸いです。

 

1.ドラゴンリンクの強み

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まずドラゴンリンクと言うデッキについて軽く説明するとイヴやハリファイバー、ロムルス等を使ってリンク数を稼ぎ守護竜エルピィピスティを使用して更に展開を伸ばす。先攻なら複数の妨害、後攻ならワンキルを狙えるテーマです。

ドラゴンリンクの1番大きな強みはその手数の多さです。ストライカロムルスイヴハリ等複数の初動を有しておりデッキにも最低限の誘発と指名者以外は展開札となっているためその手数によって相手の誘発であったり妨害を超えることが出来ます。全盛期の頃のようなガンブラーによるハンデスを行うことは出来ませんがそれでも十分な妨害を用意することが出来ます。環境にはドラグーンを出すデッキが多いこともありドラグーンによる妨害を上から超えれる点が魅力です。

 

2.リンクロスの登場

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エタニティコードで登場したリンクロスによってドラゴンリンクは初動の数が格段に増えました。以前はアポロウーサを出してから守護竜展開するにはイヴを出せる手札が要求されましたがリンクロスを使うとドラゴン族2体から出来ます。

結局ストライカーへの誘発はケア出来ませんがこの展開がドラゴンリンクには革命的でイヴへの到達率が全盛期よりも高くなっています。

 

3.構築案

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こちらが1/18に行われたウォルニ杯で使用した構築です。結果はトナメ1落ちのベスト8と振るわなかったですが負けた試合がエンディミオンの超上振れハンドによる展開の閲覧なので仕方ないのかなと思います。先攻の試合を全て取ったことからも悪くない構築だった気がします。

 

4.妨害のギミックの採用と不採用

今回の構築では妨害としてアポロウーサ、サベージ、ドロドロゴン→ドラグーン、ユニオンキャリアー→バスターブレードを採用しています。

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アポロウーサ…ニビルを筆頭とした誘発をケアして守護竜展開を行うために必要なため採用。そのまま妨害として残るのが優秀。

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サベージ…ヴァレットと親和性が高く出しやすい8シンクロ闇属性の中で1番妨害性能が高いので採用。

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ドロドロゴン→ドラグーン…閃刀姫、オルターガイスト等魔法罠を中心としたデッキ相手にサベージだけだと心許ないので採用。メインにゴミを積まなくて良いのが高評価。

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スターブレード…ドラグーンの影響もありサイドに冥王結界波を採用している構築を見かけるので結界波1枚で無くならない妨害が欲しいという考えから採用。

リリーサークラウソラス…ハリ1枚から展開が出来たりss封じは強力だがメインのゴミが3枚入るエクストラを大幅に変えなければならないので不採用。

天球…バウンスによる妨害はアポロウーサを守る意味でも欲しかったがアポロウーサを上に出すと天球を出せないのが噛み合わなく、アポロウーサから展開したかったので不採用。

 

5.トレーサーとチューナー数論

チューナー数論という聞き慣れない言葉が出てきたので先にご紹介します。ジャンド界のトップランナーこと光さん(@ars_yugioh)にご教授頂いた考え方です。簡単に説明するとチューナーの数だけシンクロ召喚が出来るという考え方です。詳しく知りたい方は是非光さんのブログを読んでみてください。とても参考になります。

 

http://blog.livedoor.jp/ars_yugioh/archives/13220212.html

さて、この考え方とトレーサーに何が関係あるのか?ってお思いですよね。サベージとドラグーン(ドロドロゴン)を同時に妨害として使用するプランに決めましたが具体的にはどうやってシンクロするのでしょう?

 

サベージ…トレーサー+レベル4orトルドー+リンクロストーク

ドロドロゴン…トレーサー+シェル

 

見て貰えば分かるようにエルピィの効果でレベル7のトルドーを出さない限りトレーサーを2回シンクロ素材にする必要があります。つまりドラゴンリンクはトレーサーの数しかシンクロ召喚が出来ないデッキなのです。これを僕はチューナー数論の応用でトレーサー数論と考えて展開しています。デッキにトレーサーは1枚なので2回目のトレーサーは墓地から蘇生する必要がありますね。そこで使用するのがソーンヴァレルです。

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具体的にはトレーサーefシェルssトレーサーレベル4でサベージssシェルとモンスターでソーンヴァレルss efシェルとトレーサー蘇生ドロドロゴンssって感じです。

 

6.リソースの残し方

ドラゴンリンクは展開を捲られたらリソースが無いから負け。これは7割正しくて3割間違っていると思います。確かにリソースを残しにくいテーマですが手札にヴァレットシンクロン墓地にアブソルーターセイファートを置いておくことでサベージが墓地に行っても次のターンセイファートでサベージ回収 シンクロンnsでアブソルーター蘇生からサベージを出せます。リンクロスのトークンが余った時等にストライカーで破壊してシンクロンを回収して置きたいですね。

 

7.基本展開について

最後に基本展開について紹介させて頂きます

 

 

 

 

エルピィで出すのは2体分になるモンスター、トルドーを出すときはピスティから。ヴィオニアは最後に出す。余裕がある時は壊獣ケアでサベージ以外にバスターブレード装備する。この辺を意識すれば上手くいくと思います。

 

長い文章になりましたが最後までお付き合い頂きありがとうございました。少しでもためになったの感じて頂けたなら拡散して頂けると幸いです。分からないことがあったらTwitterで@mugiYP まで連絡して頂けたらお答えします。

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